毎日の通勤や通学に使っている定期券ですが、少し買い方を変えるだけで購入費用を抑えることができる場合があることをご存知ですか？
そこで今回は、特定の区間だけのご紹介になりますが、定期券を安く購入する方法についてお話します。これにより、ＪＲ西日本を日常で利用している人は、定期券代がお得になる可能性があるので、是非参考にして下さい。
定期券をお得に購入する方法
ここからは、定期券を安く購入する方法についてお話します。まずは、支払い方法として現金を選択するのは損です。最低でも、ご自身がよく使うクレジットカード等を利用しましょう。私の場合は、楽天経済圏の住人ですので楽天カードをよく利用しています。決済金額に対して、1％のポイントがもらえます。
6か月定期券を購入する
JR西日本の定期券は、1か月定期券、3か月定期券、6か月定期券の3種類があります。その中でも、6か月定期券は1か月あたりの運賃が安くなる仕組みになっています。
そのため、通勤や通学で毎日利用する場合は、6か月定期券を購入するのがおすすめです。
特定区間運賃を利用して定期を分割購入する
ここからが、さらにお得な情報です。JRには電車特定期間という割安な運賃が設定されています。
【電車特定区間とは？】
電車特定区間（でんしゃとくていくかん）とは、 JRの旅客営業規則第78条第2項に規定する区間である。
東京附近及び大阪附近の幹線区間のうち利用者が特に多い線区・区間について、この区間内の駅を相互発着する場合、普通旅客運賃の計算において幹線区間よりも割安な対キロ賃率を適用するものと規定されている。
また、定期旅客運賃についても幹線区間よりも割安な値段が設定されている。
引用：Wikipediaより
実際に購入する方法（2023.10.22時点の情報をもとに算出）
みどりの窓口で定期を分割購入したい旨を伝えます。そして、分割する区間を伝えて下さい。例えば、明石～大阪間を例にとると、分割せずに購入した場合、6ヶ月であれば132,720円ですが、明石～三ノ宮と三ノ宮～大阪に分けて購入すると、明石～三ノ宮が58,840円、三ノ宮～大阪が69,470円で合計128,580円となり、約4,000円安く購入できます。
この分割購入の方法でも定期券は1枚で済みますし、途中の駅で下車する必要もありません。分割で購入した2つの区間が1枚の定期券の中に表示されます。
最近では、「乗り換え案内」や「駅すぱあと」などで簡単に電車代が検索できるので、定期代も簡単に調べられます。区間によっては、かなりお得になるケースもあるかも知れませんので、ご自身のよく利用する区間でシミュレーションしてみて下さい。
まとめ
今回は、JR西日本の定期券を安く購入する方法についてお話しました。この方法の他にも、電鉄各社で様々な割引が実施されています。
定期券代は、大きな金額です。何も調べずに買うことを止めて、買う前にあらゆる購入方法を調べてみると他の路線でもお得になる方法があるかも知れません。賢く節約して有意義なことにお金を使いましょう。
