固定電話を使い続けたい人へ、固定電話を安く利用する方法

自宅に固定電話を置いている世帯は年々減少し、携帯電話の電話番号だけしか持っていない世帯も年々増加していると思います。ＮＴＴの固定回線であれば基本料金だけでも毎月2,000円程度を支払わなければなりません。

電話料金を安くしたいけど、どうしても固定電話が自宅にないと心配な人や、FAXを使いたい人もいると思います。そこで、今回はそんな人向けに固定電話を安く利用する方法について説明したいと思います。

固定電話料金を安くする３つの方法

固定電話料金を安くする３つの方法をご紹介します。

おうちのでんわ

ソフトバンクが提供している「おうちのでんわ」というサービスがあります。このサービスを使えば現在使っている電話番号や電話機をそのまま使うことができて、基本料金や通話料金を安く抑えることができます。また、電話機をつなぐだけなので、家中どこでも設置ができます。もちろん、FAXも送受信できます。

これを機に、家にインターネットの契約を考えている人は、「ソフトバンクエアー」とセットで申し込みをすると良いと思います。すると、「おうちのでんわ」の基本料金は550円/月になるので、さらにお得に利用できます。

「ソフトバンクエアー」は工事がないので、エアターミナルが手元に届いたらコンセントに差すだけで使えるようになりますし、「おうちのでんわ」のでんわユニットと重ねて設置できるので、場所を取りません。

homeでんわ

「homeでんわ」は、docomoが提供するモバイルネットワークで利用できる固定電話です。このサービスも前述の「おうちのでんわ」と同様に、現在使っている電話番号や電話機をそのまま使うことができて、基本料金や通話料金を安く抑えることができます。

また、電話機をつなぐだけなので、家中どこでも設置ができます。もちろん、FAXも送受信できます。

「homeでんわ」には、「homeでんわライト」と「homeでんわベーシック」の2つのプランがありますが、通常の通話とFAXができれば良い人は、基本的には「homeでんわライト」で十分だと思います。

これを機に、家にインターネットの契約を考えている人は、前述の「ソフトバンクエアー」と「おうちのでんわ」の組み合わせのように、docomoにも「home5G」とセットで申し込みをすると良いと思います。すると、「homeでんわ」の基本料金は550円/月になるので、さらにお得に利用できます。

「home5G」も工事がないので、ホームルーターが手元に届いたらコンセントに差すだけで使えるようになりますし、「homeでんわ」のユニットと重ねて設置できるので、場所を取りません。

光回線の光電話

自宅に光回線の導入を検討している人は、インターネットの契約と同時にひかり電話を申し込むと良いと思います。ひかり電話はいろいろな会社が提供している光回線のサービスとセットで申し込むことができます。

現在使っている電話番号や電話機をそのまま使うことができて、基本料金や通話料金を安く抑えることができます。もちろん、FAXも送受信できます。ただし、欠点としては工事を伴うので電話機を設置できるエリアは限定されます。

光回線の一例ですが、「IIJmioひかり」であれば、「IIJmioひかり電話」が利用できます。

余談ですが、「IIJmioひかり」で「IIJmioひかり電話」を利用すると、固定電話料金は劇的に安くなると思います。さらに、このサービスを提供しているIIJは格安SIMのサービスも提供しています。この格安SIMとセットで利用すれば、mio割として毎月の光回線の料金から660円（税込）も割引されるんです。

私の場合は、マンション住まいなので光回線4,356円（税込）と格安SIMで5GBのプランなので990円（税込）、ここから660円（税込）が値引きされるので光回線と格安SIMの合計で4,686円です。

FAXを利用しない人はどうする？

FAXを利用しないけど、電話はよくかけるという人は、思い切ってスマホのみにする選択肢という選択肢もあります。
一つは、楽天モバイルを利用するという方法です。楽天モバイルであれば、「RakutenLink」というアプリを使って電話をかけると、ほとんどの連絡先で通話料金が無料になります。

そして、もう一つの方法はオプテージという会社が提供している「LaLaCall」というIP電話のサービスです。このサービスを利用すると、携帯電話の電話番号に加えて、もう一つ050から始まる電話番号を持つことができます。契約後に、アプリをスマホにインストールすると通話料金を劇的に安くすることができます。料金概要は以下の通りです。

まとめ

今回は、固定電話を使い続けたい人に向けて、固定電話を安く利用する方法をご紹介しました。通信費の節約方法は、個人毎の利用状況によって最適となる組み合わせは様々です。以下に、関連記事をご紹介しますので、是非参考にして下さい。無駄な通信費を削減し、他の有意義なことにお金を使いましょう。