なにげなく毎日使っているスマートフォンですが、音声通話をたくさん利用する人は通話料金が気になるところだと思います。そこで、今回は格安SIMを含めて音声通話の通話料金を比較したいと思います。
まず、毎月使うデータ通信量によって、どこと契約するのがお得になるか数社に絞った上で、どこの音声通話のプランが自分の使い方に合っているかを比べて契約を見直すと、毎月の料金を安くすることができる可能性があるので、是非参考にしてみて下さい。
今回は、2023年11月8日時点の料金で比較しています。
通常料金の比較
ここでは、通常の音声通話をした場合の料金を比較してみたいと思います。料金の詳細は以下の通りです。3大キャリアを中心に22円/30秒(税込)の会社が多いですね。
音声通話をたくさん利用する人は、楽天モバイルが最安だと思います。RakutenLinkアプリを使えば、追加料金なしでほとんどの電話番号に無料でかけられます。
その他、お得な料金を探していくと、ahamoがプランに5分無料通話が付いています。
また、IIJMIO、mineo、イオンモバイル、NUROモバイル、BIGLOBEモバイル、y.u mobile、日本通信あたりが安いですね。
ブランド名 | 通常の音声通話料金(税込) |
---|---|
ドコモ | 22円/30秒 |
au | 22円/30秒 |
ソフトバンク | 22円/30秒 |
楽天モバイル | RakutenLinkアプリ使用時:無料、RakutenLinkアプリ未使用時:22円/30秒 |
irumo | 22円/30秒 |
UQモバイル | 22円/30秒 |
Y!mobile | 22円/30秒 |
ahamo | 5分無料(超過後22円/30秒) |
LINEMO | 22円/30秒 |
Povo | 22円/30秒 |
IIJMIO | 11円/30秒 |
mineo | 10円/30秒(mineoでんわアプリ使用時) |
イオンモバイル | 11円/30秒(イオンでんわアプリ使用時) |
NUROモバイル | 11円/30秒 |
BIGLOBEモバイル | 9.9円/30秒(BIGLOBEでんわアプリ使用時) |
y.u mobile | 11円/30秒(y.uでんわアプリ使用時) |
日本通信 | 11円/30秒 |
LIBMO | 22円/30秒 |
かけ放題
ここでは、かけ放題の料金を比較してみたいと思います。料金の詳細は以下の通りです。かけ放題で見ても、楽天モバイルがRakutenLinkアプリを使えば、追加料金なしでほとんどの電話番号に無料でかけられるので最安だと思います。
5分かけ放題では、ahamoがプランに5分無料通話が付いているのと、NUROモバイルが最安になっています。
また、10分かけ放題では、mineoが最安になっています。
最後に、オプションとしてのかけ放題では、ahamoとmineoあたりがお得に利用できます。
ブランド名 | かけ放題オプション料金(税込) |
---|---|
ドコモ | 5分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
au | 5分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
ソフトバンク | 5分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
楽天モバイル | RakutenLinkアプリ使用時→無料、RakutenLinkアプリ未使用時→15分かけ放題1,100円 |
irumo | 10分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
UQモバイル | 10分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
Y!mobile | 10分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
ahamo | かけ放題1,100円 |
LINEMO | 5分かけ放題550円、かけ放題1,650円 |
Povo | 5分かけ放題550円、かけ放題1,650円 |
IIJMIO | 5分かけ放題500円、10分かけ放題700円、かけ放題1,400円 |
mineo | 10分かけ放題550円、かけ放題1,210円 |
イオンモバイル | 5分かけ放題550円、10分かけ放題935円、かけ放題1,650円 |
NUROモバイル | 5分かけ放題490円、10分かけ放題880円、かけ放題1,430円 |
BIGLOBEモバイル | 3分かけ放題660円、10分かけ放題913円 |
y.u mobile | 5分かけ放題550円、かけ放題1,400円 |
日本通信 | 5分かけ放題追加料金なし(合理的みんなのプランで選択可能)、かけ放題1,600円(合理的シンプル290プラン、合理的みんなのプランで選択可能)、かけ放題1,200円(合理的20GBプランで選択可能)、 |
LIBMO | 5分かけ放題550円、10分かけ放題770円、かけ放題1,430円 |
無料通話付きのオプション
一部のサービスでは、一定の時間、無料通話ができるオプションを提供しています。詳細は以下の通りです。
ブランド名 | 無料通話オプション料金(税込) |
---|---|
UQモバイル | 通話パック(最大60分通話)550円(ミニミニプラン、トクトクプランで選択可能) |
mineo | 10分通話パック(最大10分通話)110円 |
BIGLOBEモバイル | 通話パック60(最大60分通話)660円、通話パック90(最大90分通話)913円 |
日本通信 | 70分無料通話700円(合理的シンプル290プランで選択可能) |
IP電話が使える格安SIM
データ通信をそこそこ利用する人で、主に固定電話への音声通話をたくさんする人には、mineoやイオンモバイルを使うという手もあります。
mineoを提供しているオプテージは、LaLa CallというIP電話のアプリを110円/月(税込)で利用できるサービスを提供しており、050で始まる電話番号も1つ持つことができます。
mineo利用者が、このアプリを利用すれば110円分の無料通話が付きます。通話料金の詳細は、以下の通りです。固定電話への通話料金が、安く設定されていますね。
- 固定電話:8.8円/3分
- 携帯電話:8.8円/30秒
- LaLa Call同士:無料
また、イオンモバイルは050かけ放題(1,078円/月)というオプションを提供しています。このオプションも、050で始まる電話番号も1つ持つことができます。通話は、専用のアプリを利用すればほとんどの電話番号にかけ放題です。
まとめ
今回は、格安SIMを含めた各社の音声通話の通話料金を比較してみました。自分の使い方に合ったプランに契約を見直すことで、毎月の支払い料金を大きく下げることができる可能性があります。
この比較が、皆さんの毎月のスマホ料金の支払い額を引き下げるヒントになれば幸いです。以下に関連記事もご紹介しますので、是非、参考にしてみて下さい。