休日を子どもたちと過ごすのにお楽しみの一つとして、親子でスコーン作りをしました。その流れと出来上がりについて、ご紹介したいと思います。
スコーンの知識
スコーンとは、スコットランド発祥の焼き菓子です。小麦粉・バター・ベーキングパウダー・牛乳などで作るシンプルな生地が特徴で、ジャムやクロテッドクリームなどを付けて食べるのが一般的です。
スコーンの歴史
スコーンの原型は、スコットランドで古くから食べられていた「バノック」と呼ばれるパンと考えられています。バノックは、小麦粉・水・塩で作るシンプルなパンで、円形や長方形に焼かれました。
スコーンと呼ばれるようになったのは、1513年にスコットランドのジョン・マクファーソンが「scon」という単語を初めて使用したことが記録されていることから、16世紀頃と考えられています。
スコーンは、オーブンやベーキングパウダーの普及により、現在の形になりました。オーブンを使うことで、よりふっくらとした食感に仕上がり、ベーキングパウダーを使うことで、発酵なしで膨らませることができるようになりました。
スコーンの種類
スコーンには、大きく分けて「イギリス式スコーン」と「アメリカ式スコーン」の2種類があります。
イギリス式スコーン
イギリス式スコーンは、小麦粉・バター・ベーキングパウダー・牛乳で作るシンプルな生地が特徴です。生地を練らずに、指でさっくりと混ぜ合わせるのがポイントです。
イギリスでは、スコーンにジャムやクロテッドクリームなどを付けて食べることが多いため、生地自体はシンプルな味付けに抑えられています。
アメリカ式スコーン
アメリカ式スコーンは、小麦粉・砂糖・バター・ベーキングパウダー・牛乳で作る、甘みのある生地が特徴です。生地をしっかりと練り合わせることで、ふんわりとした食感になります。
アメリカでは、スコーンにクリームチーズやハム・チーズなどを挟んで食べるのが一般的です
スコーンの食べ方
スコーンは、ジャムやクロテッドクリームなどを付けて食べるのが一般的です。また、クリームチーズやハム・チーズなどを挟んで食べるのもおすすめです。
スコーンのマナーとしては、スコーンを横に割って、ひとくちで食べる部分にだけクリームとジャムをのせていただくのが一般的です。
スコーンのアレンジ
スコーンは、さまざまなアレンジを楽しむことができます。
生地にナッツやドライフルーツを加えて風味をアップさせたり、チョコチップや抹茶パウダーを加えて味に変化をつけたりすることができます。また、生地を冷凍しておいて、食べるときにオーブンで焼き直すのもおすすめです。
我が家のスコーン作り
ここまでいろいろと、うんちくを並べてきましたが、ここからは我が家のスコーン作りについてご紹介したいと思います。
準備する材料
我が家で準備した材料は、以下の通りです。
- ホットケーキミックス・・・200g
- サラダ油・・・大さじ2
- 牛乳・・・50㏄
- 板チョコ・・・1枚
- くるみ・・・適量
スコーン作りの手順
ボウルに入れたホットケーキミックスに、サラダ油を入れて混ぜ合わせます。
板チョコは、手で小さく割ります。また、くるみは、手で砕きます。⇩の写真のようにしました。
板チョコとくるみが、ホットケーキミックスとまんべんなく混ざったら、牛乳を入れてよく混ぜ合わせます。
生地がまとまってきたら天板に乗せます。四角に生地をまとめて、平らにして2~3㎝の厚さにします。
その後、我が家は菊型の抜き型で抜いて天板に置きました。
オーブン余熱なしの170℃で約18分焼きます。
出来上がり
⇩写真が出来上がりの「スコーン」です。作るまでには時間がかかりましたが、いつもの通り、食べる時にはあっという間になくなりました(笑)。
まとめ
休日を子どもたちと過ごすのにお楽しみの一つとして、今回は親子でスコーン作りをご紹介しました。焼き立てのスコーンは美味しいですよ。是非、家族で会話を楽しみながら、作ってみて下さい。
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